anyogajo-zu’s blog

オタクの日記とかわいい犬の写真

思い出の児童文学

 

人と昔読んだ児童文学の話をするのが好きなので自分が好きだったシリーズをまとめる

ラインナップで世代がバレる

 

 

パスワードシリーズ/はやみねかおる

わりと熱心に読んでいた とにかく冊数があるのが魅力だった 好きなシリーズは永遠に読みたかったので……龍伝説とかのレイさんが主人公のシリーズが好きだったな

今思えば怪盗クイーンも読んどけばよかったなと思う

 

マジック・ツリーハウスシリーズ/メアリー・ポープ・オズボーン

とにかく絵が可愛く、話も面白く、冊数もめちゃくちゃあった ていうかKADOKAWAの挿絵のイメージが強くて日本作品かと思ってたけどアメリカの本だったのか

 

若おかみは小学生/令丈ヒロ子

小学校の図書室で黒魔女さんが通ると並んで一番人気があった 鈴鬼が出てきて魔界の話になってからあんまり好きじゃないと友達と話していた 露天風呂プリンうまそ〜〜

 

黒魔女さんが通る/石崎洋司

みんなもギュービットのことしばらく男だと思ってたよね?ちょっと年齢が上がると一人称とかテンションがキツくて読めなくなったのを覚えている

黒魔女さんの小説教室、初めて読んだ小説指南本……

 

ズッコケ三人組シリーズ/那須正幹

よんで!た!!!山賊修行中とか児童会長とか株式会社とか文化祭とかすげー内容覚えてるわ 面白かったもんな……大震災が特に被災した時の生活とかを具体的に書いてるのがリアルで衝撃的だった

 

なんでも魔女商会シリーズ/あんびるやすこ

これこれこれめっちゃ好きだったな〜!!!!

仕立て屋さんを開いてる魔女の女の子がお客さんの依頼に答えてメルヘンな材料で服を作る話で、そのデザイン案が描かれたページが超好きだった 当然オリジナルで真似して描きましたよ

 

がまくんとかえるくん/アーノルド・ローベル

手紙の話の終わり方が侘び寂びというかエモというか、LOVEなんだよね……しかし今思うとちいかわとハチワレに似てるな(インターネット毒され人)

 

ほうれんそうマン/みづしま志穂・原ゆたか

自分でも完全に存在忘れてたけど熱心に読んでたわこれ!!!!!!ゾロリが悪役として登場するシリーズという認識だったけど、そもそもゾロリ自体がほうれんそうマンのスピンオフ作品なのにゾロリの方が売れて知名度も出ちゃった形なんだね……知らなかった……

主人公がブタなのが憎いキャスティングだよね 面白いです でもゾロリを主人公にした方が人気出ちゃうのもわかる

 

ぼくは王さまシリーズ/寺村輝夫

これ書いてて思い出したわ な、なつかし〜〜〜全然おとなげない、ていうかただの子供な王様が可愛かったですね 立派なヒゲ生えてるのにな…

 

わかったさん・こまったさんシリーズ/寺村輝夫

もちろん読んでましたわよ レシピ系の漫画今でも好きなのこれの影響な気がしますわね

作者ぼくは王さまと同じ人だったのか……リンクから作者記事見て気づいたけどかいぞくポケットも読んでた

 

ミルキー杉山のあなたも名探偵シリーズ/杉山亮

これ探偵が冴えない男で妻がキレものみたいな設定じゃなかった?石動シリーズ!?ていうかミルキー杉山って何

ちゃんと作中に出てきた情報だけで謎解きできるようになってて解答編に入る前に杉山より先にわかったかな?みたいな問いかけもあったはずなので本格ミステリじゃんと思ってしまう

 

チルダは小さな大天才/ロアルド・ダール

これね〜〜めっちゃ面白かった 読んだ年齢に対しては長めだったんだけど夢中で読めた

やばい家族 やばい校長 デカすぎるチョコケーキを全校生徒の前で食べきる肥満少年 水差しにイモリを入れる悪戯 賢い少女の勝利 面白かった

 

十二国記/小野不由美

一巻の上巻全部どん底なのに今思うとよく読んだよなと思う

図南の翼が好きだった 最近出た続きは読めてません すみません

中学の先生に好きなキャラ誰?私は楽俊って初手で楽俊をとられて(?)咄嗟に泰麒って答えてしょたこんみたいになったことをいまだに後悔している(?)

別に楽俊でも陽子でもよかったんだけど当時から変な気を使う子供だったので……慶の境遇が違う二人娘が陽子に仕えることになるのとかよかったですよね

 

天山の巫女ソニン/菅野雪虫

最近文庫で揃えて読み直した 十二国記の系譜だと思うんだけど文章が平易で低年齢向け でも骨子がしっかりしてて政治を行う難しさだったり社会的背景の設定が子供にもわかりやすくて今読んでもめちゃくちゃ面白いんですよね……クワン王子が好きなので海の孔雀しぬほど読んだ

外伝が文庫化してないのね〜クワン編はハードカバーで買ったんだけどイェラ編の方が在庫なくて高騰している Kindle化してくれ〜いや本当は文庫で欲しいが

 

囚われちゃったお姫様シリーズ/パトリシア・C. リーデ

これもなんかすごい面白かった覚えがある

レモンと洗剤を溶かした水で怪物をやっつけるみたいなシーンを覚えている

あと装画が可愛くておしゃれで好きだったし模写した

 

雪だるまの雪子ちゃん/江國香織

母親チョイスの誕プレでもらった本 これ江國香織だったのか…

雪子ちゃんの顔がリアルテイストであんまり可愛くないのが可愛いですね

 

キノの旅/時雨沢恵一

内容もそうだけどあとがきの位置とか遊び心のある仕掛けに初めて触れて本ってこんなことしていいのかとびっくりした

学園キノが本当にふざけてて学校で読みながら笑いを堪えてた記憶が強い

 

狼と香辛料/支倉凍砂

これ結構難しかったよね!?商いの理屈が全然理解できなかったが雰囲気で読んでいた

 

シュガーアップルフェアリーテイル/三川みり

銀砂糖師と妖精の世界観がとても好きだった気がする……なんかとても面白かった気がする……オリジナルの銀砂糖師と妖精キャラを作っていた気がする……

 

No.6/あさのあつこ

バッテリーは初期の方しか読んでないんですが、No.6とザマンザイは読み切れた

私はネズ紫なんですよね なぜなら世間知らずの方が受けなので…紫苑がネズミのために初めて人を殺して引き金を引くのに全く躊躇わなかった自分が恐ろしくなるシーンがめちゃくちゃ好きで何度も読み返していた

友達はバッテリーの巧の凌辱シーンを何度も読み返したと言っていた

 

THE MANZAI/あさのあつこ

これに出てくる発光少女っていう「恋している相手が物理的に発光して見える」表現が印象的で二次創作にもしばしば使ってしまう

 

都会のトム&ソーヤ/はやみねかおる

これたぶん中学生になった時に読んだんだけどレーベルがヤングアダルトなのでちょっと大人になった気がしていた かわいいね

カニの味噌汁のことよく覚えてる 手先が器用な攻め×賢く変な美形眼鏡の受けで萌えていた 内人の好きな女の子が創也を好きで、創也は女の子より内人に興味があるって言う関係がバクモエだった気がする

ていうか西炯子って漫画そんなに読んだことないはずなのにめちゃくちゃ見覚えある絵柄してんだよな…と思ったらこのシリーズの挿絵やってたのか!!!!!!!謎が解けた

 

妖怪アパートの幽雅な日常/香月日輪

わりと説教くさい作風ではあるんだが私は好きです 単純に話が超面白いと思ってるので

ご飯の描写に力が入っている 妖アパレシピ本とか出てたよね

あと主人公と親友の距離感が明らかにこう、今思い返してもあれだった覚えがあるから読み返したらすごいと思う

同作者の下町不思議町物語も好きだった

 

僕とおじいちゃんと魔法の塔/香月日輪

ロリババアのキャラが可愛かったね 妖アパ読み切った後のロスによく効いた

作者が鬼籍に入ってしまって未完であることを友達との児童文学トークで知る かなしい

 

人気者になる方法/メグキャボット

アメリカのティーンズ小説 メグキャボットのやつ一通り読んだんだけどこれが1冊目だった気がする 教室で読んでるとタイトル通りのハウツー本だと思われ揶揄われるので最悪です

スクールカーストがどうのみたいな文化にこれで初めて触れたと思う 結構内容覚えてる クイーンビーのふわふわに見えて強かな女が可愛かったですね

 

タトゥーママ/ジャクリーンウィルソン

この人の本も何冊か読んでいた 内容あんまり覚えてねえ 全身タトゥーの入った破天荒な母親と娘の話だった

 

メディエータ/メグキャボット

主人公の女が幽霊の男の子を救うためにわりと肉弾戦で戦う描写がよかった気がする タイトなジーンズに体を捻じ込んでいた気がする

ステファニーメイヤーのトワイライトシリーズもちょっと読んでて今調べるまで混同していた

 

カラフル/森絵都

お兄ちゃんのところでなんかすげえ泣いた記憶ある

 

ペンギンハイウェイ/森見登美彦

これで何かがゆがんだ気がする

 

さくらももこのエッセイ

めちゃめちゃハマってたので大体読んだ

あのころ・まる子だったももこの話シリーズがちびまる子時代の話なので面白い

もものかんづめさるのこしかけたいのおかしらは初期の地味で貧乏くさい感じが好き

ひとりずもうは生々しい 最近の日記系はこう言うとなんだが成金感があまり好きじゃなかった でも宝石のやつは好き いきもの図鑑も好き 70年代手帖は全然世代じゃないのに熱心に読んだ

 

東野圭吾

児童文学ではないが中学の担任が好きで学級文庫にいっぱい置いてあったので読んだ

担任は手紙が好きだと言ってたがあれは結構地味と言うか暗いと言うかなので中学生の私にはあまりウケなかった 有名なだけににわか感あふれてしまうけど私は容疑者Xの献身が好きなんですよね……映画も好き

 

きりこについて/西加奈子

もうただ当時思い出深かった本の話になるけどこれ表紙のかわいさに釣られて読んだら結構ハードというか性暴力とか性産業の描写があってびっくりしましたね でも露出した派手な女だろうが不器量で地味な女だろうが性暴力を受けていい理由など存在せず皆一律に声をあげる権利があるっていう話だったので読んで良かったと思う

 

悪童日記/アゴタ・クリストフ

双子が性癖のオタクが読むといいやつ

えぐいけどすげえ面白かった気がする とにかくラストがよい 続編も読んだけどあんまり覚えてないな 映画も見た